ウィステリアハウスの歩みとともに…
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いよいよ・・・
2023-02-13
ウィステリアハウス建設予定地にて、地鎮祭が執り行われました。
この事業の、始まりとなった長男も参列です。
神事仏事には興味があるのか、大人しく出席できました。私と一緒に、「えいっ!えいっ!えいっ!」
鍬を入れました。親子で安心できる環境づくりへ。
共に頑張ってくれる、親孝行の長男です。ありがとうね。 -
OYANAKIATO
2023-02-12
特別支援学校を卒業すると、誘いを受ける勉強会やセミナーのご案内は、
「親亡き後」でした。まだこれからやりたいことがある私にとって、違和感がありました。
ここまで育った長男と、これから楽しめそうなことが沢山ある!と思っているのに。
学校を卒業したら、自分の死後の心配をしなくてはいけないのか…。誰かの手助けがなければ、日常生活も成り立たない、長男。今、親の手が無くなればどうなるのか?確かに考えておかなければなりません。でも、その時はいつ来るのか分からないのに、どこまで備えておけるものなのだろうか?
障害者福祉への考え方はものすごいスピードで変わってきています。これからもっともっと変わっていくでしょう。
「今」は私も勉強することで理解できます。でも、私も年を重ねて…追いつかなくなる日が来るのだと思います。その時、「今」を分かる「人」が近くにいたら、どんなに安心だろう?
障害をもつ長男の一番の幸せを私とともに考えてくれる「人」がいてくれたら、
親子で楽しく過ごせる時間を長く持てることでしょう。そして、親亡きあと。
子どもの人生はちゃんと子ども自身が作っていくことでしょう。
それでも、
子どもを見守る「人」を一人でも増やしておくことは、子どもを守る一つの要素という考えに至りました。親亡き後の安心の一つは「人」であると思います。
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ウィステリアハウスが出来るまで…
2023-02-8
長男を授かってから、大変なことの連続・・・妊娠・出産・子育ては大変なものだから、と、受け止めて頑張りました。
大変さに気づいて声をかけてくれた専門家もいましたが、相談しても欲しい答えは誰もしてくれませんでした。結局、1人で抱えて何とかしようとしてきました。
でも、集団生活になると、母子ともにどうにもならなくなりました。幼稚園で、園長先生から「躾が悪い」と言われました。
付き添いの私に同じクラスの子に「いらない子なんでしょ?」と尋ねられました。
「この子は、必ず守ってみせる」そう、決めました。小学校は特別支援学校を選択しました。相談した時に、これまでで一番、求めていた答えが来た場所でした。
特別支援学校は、私も長男も、育ててくれた場所でした。そして長男が20歳になった時、私も障害児の母として成人したように思いました。
そして長男はまだまだ成長しています。
私も負けてはいられない。これまでを形にしてみよう、もう、成人したのだから…
形にするための、資格取得、ビジネス社会での評価。一つ一つ始める事にしたのです。