3代目 逝去によせて

この度は報を受けてたくさんのお悔やみを頂戴いたしました。心より御礼申し上げます。

この場をお借りして、父への思いを記してみます。

藤七(株)は女系家族です。初代藤巻七郎も婿養子。3代目 義彦も同じです。

商家とは縁がない世界からの婿入りは、大変苦労したと聞いています。昭和40年代。藤七は戦後「金の卵」と呼ばれた方々が支えていました。

業種転換をして、さらにその内容にも転換期が訪れた際「藤七を閉じる」といった父に母と私は【待った】✋をかけました。

ウィステリアハウスの構想はまだ雲のようなもので、父にその話はできず、ただただ「休眠」をお願いしました。

「藤七」の名を残したい、と思っていた父。何事も、白黒決めて即実行したい性格ですが、この時は受け入れてくれました。

構想が具体化になってからは、実現に向けて全面協力をしてくれました。そして藤七が再び起きだしたことを確認して逝きました。

『あっぱれ!』

…「なんだ、偉そうに」「お前のそういうところが・・・腹が立つんだ」

苦虫をつぶしたような顔で言うけれど、一人になって微笑むでしょ。私は知ってます・・・!

本当にありがとうございました。お疲れさまでした。どうか見守ってください。頑張ります。