障害のある息子がいたから~その7(変化は次の始まり)~

薬を止めて、あの異常な異形さは無くなりました。

イラつくことはありますが、「ああ、長男だな」と感じます。

主治医からは、まず、「易怒性」が副作用に書かれてある薬はやめ、小さいころから服薬していた薬だけで様子を見ることになりました。

異常と感じる事は少し和らいだものの、イラつくことは変わりありませんので、ふっとイライラしだすときには、「原因は何だろう?」「何が気に障ったのかな?」と私も家族もびくびくしながら辺りを見回し、もしかしてこれかな?と思うことがあれば「ごめんね、すぐに移動するね」と誤って片付ける、移動するなどしていました。

家族は、すぐに「ごめんね」と謝るようになっていました。家族の対応に非があるわけでもないのに・・・。なにしろ、長男の怒り方が本当に怖かったので、自然と反応してしまうようになっていたのだと思います。

そのイラつき方がこれまでとは違う、と気づくようになりました。というのも、イラついたときに、ヒトやモノに当たるのではなく、自傷が増えてきました。

たたく場所は、胸か、頭。特に頭が多いように感じます。胸をたたくときはまるでゴリラのドラミング?

でも家の中を壊していくより、私に襲い掛かってくるよりも、まだ良いかな・・・などと、この後の事を思えばその場しのぎの感覚を持っていたことを思い出します。