特別支援学校を卒業すると、誘いを受ける勉強会やセミナーのご案内は、
「親亡き後」でした。
まだこれからやりたいことがある私にとって、違和感がありました。
ここまで育った長男と、これから楽しめそうなことが沢山ある!と思っているのに。
学校を卒業したら、自分の死後の心配をしなくてはいけないのか…。
誰かの手助けがなければ、日常生活も成り立たない、長男。今、親の手が無くなればどうなるのか?確かに考えておかなければなりません。でも、その時はいつ来るのか分からないのに、どこまで備えておけるものなのだろうか?
障害者福祉への考え方はものすごいスピードで変わってきています。これからもっともっと変わっていくでしょう。
「今」は私も勉強することで理解できます。でも、私も年を重ねて…追いつかなくなる日が来るのだと思います。
その時、「今」を分かる「人」が近くにいたら、どんなに安心だろう?
障害をもつ長男の一番の幸せを私とともに考えてくれる「人」がいてくれたら、
親子で楽しく過ごせる時間を長く持てることでしょう。
そして、親亡きあと。
子どもの人生はちゃんと子ども自身が作っていくことでしょう。
それでも、
子どもを見守る「人」を一人でも増やしておくことは、子どもを守る一つの要素という考えに至りました。
親亡き後の安心の一つは「人」であると思います。